終戦から世界が驚く経済復興を果たし、世界第2位の経済大国になった日本。国中が自信と希望にあふれていた1970年代の幕開きを飾ったのは大阪万博。日本生まれの缶コーヒーは、この世紀の大イベントの会場で販売されたことを機に世の中に広まっていきました。夏は冷たく、冬は温かくして提供する自動販売機の登場もあいまって缶コーヒーは一大ブームに。そして1975年、本物のおいしさを届けたいというコンセプトで開発されたダイドーブレンドが登場します。缶コーヒー界屈指のロングセラーの歴史はここから始まりました。

1984年、ダイドー株式会社は国際化時代の総合飲料メーカーにふさわしく、社名をダイドードリンコ株式会社に変更します。翌1985年、ダイドーブレンドのパッケージの英文字表記も「Daido」から「DyDo」に変更。その翌年から訪れたバブル景気で投機的なマネーゲームが過熱。高揚した気分が世の中に充ち、ボディコンファッションなど刺激的な文化が花開きます。日本人のライフスタイルに浸透した缶コーヒーは消費量でコーラを上回り、ダイドーブレンドは缶コーヒーブランドとしてその地歩を固めていきます。

パソコンや携帯電話は1人1台が当たり前になり、IT時代が本格化する中、時代の寵児として脚光を浴びたのがヒルズ族。2003年開業の六本木ヒルズにオフィスを構えたITベンチャーの起業家たちは、セレブブームの主役に。プチセレブ気分を味わいたいという世の中の高級志向を受け、缶コーヒーにも本格派をうたった商品が続々登場します。発売以来、コーヒー本来の味わいと香りを重視し、香料を一切使わない缶コーヒーにこだわり続けてきたダイドーブレンドはパッケージに“無香料”を明記。“本物のおいしさ”へのこだわりを鮮明に打ち出しました。

2010年、ダイドーブレンドは発売35周年を記念し、パッケージデザインに「since1975」と焼印風に刻み、“変わらないおいしさ”への決意を改めて表明。この年、小惑星探査機「はやぶさ」が帰還し、閉塞感に包まれ、自信を失いかけていた日本人に夢と希望を与えました。NASAも為し得なかった偉業の達成は宇宙時代への期待を抱かせる一方、地球に改めて関心を向けさせることに。人と地球にやさしい自動販売機の開発に取り組むダイドードリンコは、2007年からCO2排出削減効果が高いヒートポンプ機能搭載の機種を展開。自動販売機を通して社会貢献に努めています。

1975年の発売以来、“変わらないおいしさ”にこだわり続けてきたダイドーブレンドは、2012年9月3日、「ダイドーブレンド」として生まれ変わり、37年の歴史に新たな1ページを加えました。 ブレンドへの独自のこだわりはそのままに、パッケージにはリニューアルしたダイドーブレンドの象徴的な“フラッグ”をシンボリックに配置。
「Blend is Beautiful.」のメッセージのもと
ブレンドの価値を広く発信しています。
進化し続けるダイドーブレンドにご期待下さい。